新年あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。
昨年からスタートしたこちらのブログ「COOKING STUDIO 8CHIYO」は「~もっと楽しく・もっとおいしく・もっと笑顔を~」を目的にスタートした ブログサイトです。2018年も基本的な調理法から私が学んだことをみなさまにシェアしていきたいと思います。
年明け一発目は魚料理~!!汁物編!!
この時期に体を温めてくれる料理といえばお椀料理!!そこでお椀料理のメインを張るのは出汁です。日本には地域別に郷土汁があるのはご存知だと思います。私が住んでる鹿児島県ではさつま汁、新潟県ではのっぺい汁などググればたくさん情報が得られますよ。紹介 郷土汁http://kyoudo-ryouri.com/genre/soup
汁物で一番重要なのは出汁です。出汁を取る材料によっていろいろな出汁の種類があります。鰹やイワシ、最近人気のあご出汁、また鶏出汁や豚骨やクジラなどのたくさんの種類の出汁がありますがどの出汁も単体で美味しくなるものはありません。何かと組み合わせることで相乗効果を発揮しておいしい出汁になります吸い物を作る際の鰹節を使ったお吸い物でさえ昆布・塩・薄口・酒を使っておいしく仕上げたあと、具材の脂や旨み・青みの香味などが複雑に絡み合って一つのお椀として完成します。
汁物は洋服のコーディネートと同じ!!
汁物を作るときはこのように考えてください。ファッション!!お椀のファッションです。お椀の中身をコーディネートするんです。
郷土汁などはその土地でよく採れる野菜や魚や肉、または土地柄を活かした保存食や調味料を使ったものが多いです。昔の人が知恵を絞って体に優しく寒い冬でも体を温めてくれ、栄養のつくもの!!まさにおばあちゃんの知恵が詰め込まれた一品だといえます。
個人的には塩分を取りすぎないように気をつければ汁物が体に一番良いと考えてます。自論になりますが生の野菜や魚を一緒に煮た汁には栄養素がたくさん出てるし旨みが多ければ味付けが少なくて済む。消化もいいし、生で食べるより食中毒の危険も少なく量も食べれます。バランスのよい具材を鍋に入れて煮るだけで体によい健康的な食事ができます。
話がそれてしまいましたが栄養面や料理を楽しむという意味でも汁物は作らな損ということです。フリーズドライなどのインスタントには頼らないでください。楽しんで作れば手作りのほうが食べるメリットは大きいですよ。
肝心の汁物のコーディネートの話に戻ります。まず基本の味のベースを決めましょう。
味噌味・吸い物のようなすまし味・酒粕・野菜をすりつぶして作るもの
大体のものは味噌味かすまし味だと思います。この二つだけ知っていれば十分です。たくさんお椀のコーディネートができますよ。
次回、8CHIYO流、魚の骨を使った潮汁の作り方基本編を紹介したいと思います汁物の基本を覚えれば料理センスは抜群に上がります。家族や仲間同士で食べるお椀はほっと一息、心が温まる一品になります。一人暮らしをしている方は自分の故郷を思い出す一品になります。なので汁物は手作りの魅力が最大限に発揮される料理です。作らなきゃ損!!絶対に覚えてください。それでは次回をお楽しみに。さようなら。
8CHIYO流魚のあらを使った潮汁で作る温かい茄子ソーメン。